英語ができるとは?

よく日本人の方に「英語ができるようになりたい」と言われます。英語教室もたくさんあり、クラスをとってる人も多いようです。多くの方が、中高も含め英語教育には時間を費やしたけれど、あまりできないんですとおしゃいます。いわゆる、受験用の勉強ではあまり実用性がなく、日常生活で使う機会はほとんどないからなのかな、と思いました。
でも、よく考えてみると英語を使う機会、実はいっぱいあるんです。鎌倉で知り合った方でも、日常生活で使ってる方が多くいます。
例えば
外国人観光客がくるゲストハウス、レストランやお店の方
鎌倉のガイドしてる方
道で迷ってる観光客を助けてる地元の方、など
それから、今はまだあんまり使っていないけど、はっきり目的持って、英語を上達したいという方々にも良く出会います。
仕事で英語力が必要とされてきている
今後、外国人向けのビジネスや活動をしたい方
海外で何か学んで日本で広めたい方
海外の人ともっと繋がりたい、日本の良さを広めたい方、などなど。
世界中で移民の動きが激しく、インターネットの普及で、だんだんボーダーレスな世界になってきています。日本も2020年のオリンピックに向けてと、今後の就労者低下の対応で、これからどんどん移民の動きも出てくるのではないでしょうか。既に多国籍化が進んだ職場では、共通言語が日本語でなく英語をつかっているところも出てきているそうです。学校や日常生活でも、練習する機会は意外と身近にありますよ。
では、どうすれば英語ができるようになるのかは、これからいろいろブログやインスタ・FacebookでTipsをシャアしていきますね。
まず最初に、少し私自身の英語力強化の経験と、英語に対するスタンスをそのものをシェアさせてください。
その昔高校生の頃、私は日本の受験勉強の代わりに、アメリカへの留学準備としてTOEFLのスコアを上げる為の努力をしていました。TOEFL用の教材を使って勉強し、留学経験のある家庭教師に指導してもらいながら、専門の塾に通ったりしました。なかでもヒアリングがいちばん苦手で、洋楽を聴きまくり、歌詞表を見ながら聴き取りの練習をしていました。
しかし大学に入った最初の頃は、正直TOEFLのヒアリングが多少できたところで、授業で聴き取れない事が多かったのです。聴き取れるようなってきたら、今度は英語での自己表現が難しかったのです。大学では日本人とよりも、早口のアメリカ人の友達 (早口の人を探したのではなくたまたまですが)と時間を過ごし、彼女達との早口会話に慣れる事で、普通のペースで話すアメリカ人との会話がしやすいようになりました。
大学がコミュニケーション学部だったので、人前で話すクラスも必須で大変でした。でも後々仕事で、大勢の前でのプレゼンやトレーニングをする時に役立ちました。ちなみにアメリカの社会人の多くが一番恐れるのは、人前に立って話す事だそうです。意外ですよね。一般的にアメリカ人は自己主張が強くて、話し好きなイメージありますから。
ところで、私の英語は27年も在米だったのに、未だにNativeレベルでも完璧でもないです。細かい修正が今でもグレッグ(夫)から入ります。(苦笑) 実は、昔からあまり完璧なグラマーや発音を、目指していませんでした。むしろ、日本語ではあまり得意でなかった、自分の意見を明確に伝えることや、自己表現が英語でうまくできるよう練習してました。
私は、英語はあくまでもコミュニケーションに必要なツールだと思っています。なので、英語ができるという事は、文章でも口頭でも、うまくツールを使いこなし、伝えたい事が伝えられ、理解したい事が理解できる事。グラマーや発音を完璧にするよりも、表現の仕方や細かいニュアンスを、受けとり側の立場にも立って、選ぶ事にも気をつけています。オープンな会話が繋がりやすいように、話し相手に耳を傾けるもの大事。これは英語でも日本語でも共通な点なので、言語に依存せずコミュニケーションスキルの部分になりますね。
既にお気づきとは思いますが、私の日本語はかなり怪しい(笑)です。帰国するつもりがなかったので、27年間 殆ど使っておらず、かなり忘れてしまいました。やはり言語は使わないとダメですね。でも英語へのスタンスと同じく、変な日本語でも、伝えたい事とつながりたい気持ちを大事にして、ブログ書いたりお話したりしていきたいと思います。
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